ANCHOR
PROJECT:
カッティングステッカー制作
CLIENT:
US雑貨屋 ANCHOR(アンカー) 様
山形県鶴岡市にてU.S TOYやアメリカン雑貨、FIRE-KINGなどを中心に店内目一杯にアイテムを展開するアンカーですが、つい先日全国のリトルツリー(いいにおいのするグッズだよ)ショップコンテストで見事初代グランプリとして日本1位を獲得。
Twitterフォロワー数も約6,500人(2019年4月現在)と、雑貨屋というジャンルでは異質なほどの支持数。
アンカーがこれほどまでにみんなから愛される理由を、僕は知っています。
アンカーも本当に同じレベルで全員を愛しているからです。
オーナーの阿部さんの人柄もあり、狂気さえ感じるその純粋さ、そして常軌を逸した体験談の数々でアンカーは僕たちを魅了し続けています。
マジでレッドゾーン超えた体験談ばかりなので一聴の価値ありとここにお約束します。
以前僕が聞いた「お店に来てくれるだけで、顔見せに遊びに来てくれるだけで嬉しいんだ」という阿部さんの言葉がそのままアンカーの居心地の良さに表れているんだろうなと感じています。
面白そうなおもちゃがいっぱいある友だちの家ってワクワクしませんでしたか?そんな感覚!
大人はもちろん、多感な学生の皆さんの人生相談を受けることもしばしば(というシーンをよく見ます)。
超絶純粋ゆえに本気で一緒に悩み、本気のアドバイスをし、自分のことのように本気で喜んでくれる。
たまに僕たちの冗談を本気で勘違いしていたりする。
そんな人間味の溢れる阿部さんたちのことが僕は大好きです。
震災がきっかけで地元鶴岡に戻り、アンカーを開店。
自分の住む町で夢や希望、ワクワクする気持ちを若い世代の人たちに伝えていきたいと話す阿部さんの目は誰よりもキラキラしていました。
アメリカ買い付けなどでセレクトされた賑やかでポップなアイテムと、お店の人自身が持つ魅力。
商品が売れることに対して「アンカーを旅立ってしまうのは寂しいけど、気に入ってくれる人に出会えて嬉しい」と語るくらいに、阿部さんはアンカーのモノと、アンカーに来てくれる人たちのどちらも超大切に思っています。
あれから数年、変わらず今も阿部さんは「楽しそうなこと」にワクワクし続けています。
character illustration / hope design