FRIDAYZ
PROJECT:
アーティスト写真撮影
CLIENT:
FRIDAYZ (フライデイズ)様
酒田、山形のローカルシーンを語る上で絶対に欠かせない「FRIDAYZ」という名のカルチャー。
一般的にはもしかしたら少し近寄りがたく感じてしまうかもしれないハードコアパンクというジャンルを貫きながら、ここまで老若男女全年齢層にファンを持つバンドを僕は知りません。
まだ小さな子どもがFRIDAYZのステージに夢中になっている光景は珍しいことではなかったりします。
RAZORS EDGEのKENJI RAZORSが主催するTHRASH ON LIFE RECORDSと契約し、2009年に1ST ALBUM【LOCALISM】、2012年に2ND ALBUM【HOPE】、2016年に3RD ALBUM【DO IT】とこれまでに三枚のアルバムをリリース。
2019年には初のシングルをライブ会場&オンライン限定でリリース決定。
FRIDAYZの節目節目にアー写を撮らせてもらっています。
僕がデザインやカメラに興味を持ったのもFRIDAYZがいたからと言っても過言ではありません。
何かをアテにするのではなく常に自分たちの力で、自分たちの意思でアクションを起こし続けてきたDIY精神に僕自身めちゃくちゃ影響を受けています。
2016年には酒田でドゥーイット2016を主催し、この一日で全国から1,000人を超える集客を達成。
人生を懸けて自分たちの住む町の可能性を模索し示し続け、「都会でも何でもないこの町で、何だってできる」ということを実証してくれました。
町と人をめちゃくちゃ愛しているからこそ生まれる力はとてつもなく強い。
FRIDAYZはもちろん「バンド」ではあるのですが、「文化」の言葉がよりしっくり当てはまる気がします。
町やモノ、カルチャーも元々そこにあったんじゃなくて、同じ空気吸って同じように生活しているすぐそばの誰かが必死な思いをして作っている。
ちなみに僕が都会に出なかった理由ですが、この町をつまらないと思ったことが一度もないからです。